youtubeDJ振り返り
この前、気晴らしに呟いた動画がバズりました。
以下、該当ツイート
やっぱり落語とlo-fi hip hop親和性高い pic.twitter.com/tdp8Siet3S
— 木 (@mrhszk) 2020年5月21日
— 木 (@mrhszk) 2020年5月23日
なんでやったのかとか、どういう経緯でやったのかを今後の自分のためや、暇な誰かのために残しておこうと思い、まとめログを載せようと思います。
なんでバズったのかについての分析はわからん(多分新規性があったからくらい)ので今回は考えてません。
あくまで、作った自分の気持ちまとめログです。
まずあの動画はなんだったのかについてめちゃくちゃ簡単な経緯説明から
loopbackの動作確認テスト動画兼ねての収録
soundflowerという、macのスピーカーから音を出さなくても録音などができるソフトを以前使っていたのですが、新しいPCに変更したら対応していなかったので、
代わりとして入れたアプリケーション(loopback)の稼働テストとして画面録画した動画が今回バズった動画だった。
loopbackとは
過去にやっていた
lofi hiphopと落語の組み合わせは、実は去年友人にネタとして話していた。
youtubeDJ lofi hiphop 落語リミックス
— 木 (@mrhszk) 2019年10月27日
録音時の音が小さすぎた
自分の中では
pc音源の自分なりのミキシング=過去にやったyoutubeDJ
となっていたので今回の動作確認動画も同じ手法を焼き直しした感じです。
youtubeDJについて蛇足
自分が考えうるものは大抵誰かも考えており、こんなサイトもありました。
youtubeの音源でDJができるサイト
ここから制作動機に入ります。
ぼんやり考えていたこと
snsを常用している者として、最近のタイムラインには物騒なものが投稿される頻度が上がっているのを薄ら感じていた。
ウイルスという得体の知れないもの、抗体ができるまでは自分の免疫力と日々の感染予防という我慢大会のような中で、気持ちが鬱屈していくことに争いたいな〜とぼんやり思い、「誰でも作れて楽しい何か」を考えていたこともありました。
例えば
- タイムラインに1日一回好きな絵画を投稿してTL美術館にする(安易〜)
- 百均で買えるものでミラーボールを作る(いつか完成させてログを載せる)
- google map のストリートビュー散歩で本当に散歩している気分にさせる何かを作る(思いつかず)
行動力と意欲が足りず結局どれも未達成に終わる
なぜlofi hiphop × 落語 なのか
自分の音楽知識について
上記の知識の中で、ここ最近ボーッとしながら作業したい時に便利なラジオ的な役割のチャンネルでもあるChilledCowをよく利用していた。
余談
このジャンル界隈は、コメント機能の役割もあってかコミュニティ化したのが広まった要因の一つらしく、調べていくとなかなか面白い。
lo-fi Hip Hopチャンネルの自律した空間peacefullifeyoga.wordpress.com
本筋に戻ります
作業用BGMとして漠然と流し聞きしていた中で
- さざなみの音
- 抑揚のない話し声(空港のアナウンスなど)
といった、楽器や何かの音源以外の音をミックスさせているものがあることを発見
そこから落語とか英会話の音声って結構合うんじゃね?と思い至ったが
- DJには興味があったが機材を全く持っていない
- どれを買っていいかよくわからないし機材高い
- PCしか持ってない
- 制作をすることで鬱憤をはらせるような、何かしらの作業をしたい(楽しいもので)
という課題や気持ちなどがあった
そこでyoutubeを複数タブで表示することで諸々の課題を解決
上記で紹介していたYouTubeDJのサイトを利用するのも考えたが、動画が複数表示された画面の方が面白いしDJとVJを一緒にできるのも面白いと考えたため、あえて使わなかった。
そして冒頭にもあったloopbackのテストも行いたかったため動画を作るに至る。
バズったもの以外のyoutubeDJ動画
youtubeDJテスト動画
— 木 (@mrhszk) 2020年5月22日
ipadレビュー動画を漁っていた時に「使える!」と思い掛け合わせてみたもの
面白いと思うがミスも多い。
youtuberの方、素材にしてすいません。
載せた時になるほどと思ったこと
拡散されていくと感想を呟いている人がちらほらいた
その中で「なるほど」とか「面白い」と思ったものをピックアップしてみた
自分でトラック選べるのよいし、波の音も混ぜるのめっちゃいい。もうちょっとトラックボリューム下げた方が好みだから自分でもやろうw https://t.co/HjPMnqr7QZ
— Marika Ikeda (@marikajas) 2020年5月23日
あれみたいだな外国人が怒ってる動画に音楽つけたらHiphopになったやつ
— 翔兎 (@syo_u_to_) 2020年5月23日
落語の世界が拡張されていく!
— 山下 貴久|フォトグラファー/沼の水先案内人 (@takahsy) 2020年5月23日
テクノ法要と似た感覚。 https://t.co/poB6bRwsGi
hiphopや落語を詳しく知らなかったので有難い解説だったもの
ヒップホップってもともと往年のジャズとかレコードのワンフレーズとか著作権アウト寄りのサンプリングを使って曲を作り上げるんですが、手法自体もそれに近いし、曲の中でラップだったりラップほどでも無いぼやきが入っていたりするので、落語がそれに近い効果を出していたんですね。
— 🐴弥奈モス田🦄 Yanamosuda @Commission OPEN! (@yanamosuda) 2020年5月24日
ちょっと別の噺家さんでやってみたところ、想像した通り、志ん生師匠がとてもよく合う。 https://t.co/Me1LcS5xzc
— 🗿🌐sweacco🌐🗿 (@sweacco) 2020年5月23日
まとめ
- 鬱屈な気分をはらすための制作を考える
- 誰でもできる何かを考える
ぼんやりと考えていたこの2点は今回の動画で手がかりを掴んだ気がした。
自分なりの視点・自分にしかできない唯一無二な作品を追い求めることこそ、作る意義があると今まで思っていた。
けれどこの状況下で、誰でもできる手法を考え、みんなにやってもらいたいというマインドまで変化できたのは、自分にとっての収穫になったと思う。
まあ、youtubeDJの手法が普及してるかは別として。
最後に
家で退屈な人はみんなYouTubeDJしたらええんや
— 木 (@mrhszk) 2020年5月23日
今後もゆるく何かをやっていきたい。